U2・ボノ フランク・シナトラさんが亡くなる直前に、曲を提供していた
伝説的ロックバンドU2のリードシンガーであるボノ(62)が、フランク・シナトラさんが亡くなる直前に、曲を提供していたという。音楽界のアイコン的存在であるシナトラさんのために曲を書いたものの、レコーディングする前に亡くなってしまったそうだ。シナトラさんは1998年5月に心臓発作のため、82歳で他界している。
ボノは次のように語った。「彼はタフな男で、俺はタフな男に惹かれるんだ。彼に、『私が好きになりそうなピアスをした男は君だけだ』と言われたよ。俺たちは彼のために『トゥ・ショット・オブ・ハッピー、ワン・ショット・オブ・サッド』という曲を書いた。でも悲しいことに、彼はそれをレコーディングする前に亡くなってしまったんだ」
一方で、慈善活動家としても知られるボノは、『サレンダー』という新しい回顧録を書いた動機について、英BBCのトーク番組『グラハム・ノートン・ショー』でこう説明している。
「俺が何をしたのか、友人や家族に説明したかったんだ」
「彼らは俺に、世界中を旅するアーティストであり、活動家であることを許可してくれた。そのようなことは夕食の席ではあまり話さないんだ」
「自分の最も素晴らしいところは、人間関係であることが判明した」
「そのほとんどは学校で1週間で出会った人たちだ。長続きするのは、自分が誰で、どのようにして今の自分になったかを知っている人たちのコミュニティから生まれるのだと思う。思い出を共有することができるんだ」
また、近々新曲を期待できるかと聞かれたボノは「本当に無茶苦茶なギターのレコード、本物のロックンロールを作りたいんだ」と答えている。