超大物俳優 14歳の少女を性的暴行?過去の事件で訴えられる

 『俺たちに明日はない』などで有名な俳優兼製作者のウォーレン・ベイティ(85)が、14歳の時に性行為を強要されたと主張する女性から訴えられている。7日、ロサンゼルスで行われたクリスティーナ・ハーシュさんによる訴訟で、実際にウォーレンの名前は挙がっていないものの、被告には1967年の銀行強盗のボニー&クライドを描いた『俺たちに-』のクライド役でアカデミー賞にノミネートされた「有名で著名な俳優兼プロデューサー」と記載されている。

 現在ルイジアナ州に住むクリスティーナさんは、当時14歳だった1973年、映画のセットで出会ったウォーレン(当時35歳)から容姿について話しかけられ、クリスティーナさんに何度も電話をかけたり、ホテルに誘ったという。また宿題の手伝いを申し出たり、処女喪失について発言をしつつ、車に連れ出していたとされている。

 法的文書によると、被告は「成人でありハリウッド映画スターという立場と地位を利用して、複数回にわたり原告との性的接触を強要し、オーラルセックス、シミュレーションセックス、最終的には未成年の子どもとの性交を強要」したと報告されている。

 クリスティーナさんはウォーレンに気にかけてもらえたことに「最初はドキドキして」、2人が恋愛関係にあると信じていたが、ウォーレンによる「痴漢行為の結果、信頼や支配といった面で私生活に問題を抱えるようになり、相当な精神的苦痛、罪悪感、不安、神経質、恐怖を与えられた」として、今回損害賠を求めている。

 同訴訟は、時効によって却下されるはずだった児童性的虐待の訴えについて、3年間の「振り返りの窓」を設けるという2019年にカリフォルニアで成立した法律を通じて行われた。

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