人気肉体派俳優「狂気的な天才」監督との仕事はお断り
俳優のクリス・ヘムズワースによると、主演「マイティ・ソー」シリーズの次作が「恐らくフィナーレ」となるという。クリスは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の作品で10年以上演じてきたソー役に、別れを告げる時が来たと考えているようだ。
ヴァニティ・フェア誌にクリスはこう語っている。
「もう一度やったとしたら、僕達はあの本を閉じなければならないと感じている。わかるかい?たぶんそれが必要だと感じるんだ」
「恐らくフィナーレとなる。でもそれを誰かに言われたわけでもないし、そのような計画があるわけでもない」
「このヒーローが生まれ、ヒーローの旅路、そしてヒーローの死。わからないな。僕はそのステージにいるのだろうか?どうだろうね」
またクリスは、「狂気的な天才」の監督と仕事をすることに関心がないそうだ。妻エルサ・パタキーとの間に3人の子供がいるクリスは、こう説明している。
「色々な監督と会う人生の時点に立っている。『彼は狂気的な天才だ。彼はクレイジーだけど天才で素晴らしい映画を作る(と人々は言う)』」
「僕は『そんな人と日々を共にしたいのか?』って感じだ。4,5か月間の撮影に、プレス、そして再撮影の可能性もある」
「でも、僕を家族と子供達から引き離すものは、ポジティブで建設的で協力的な経験である必要がある」
「『マッドマックス』サーガの『怒りのデス・ロード』の新しい前日譚(『フュリオサ』)をジョージ・ミラーと撮影したんだけど、僕のエージェントに『ここが僕の仕事時間を過ごしたいところだ。親切で協力的、そして興味深い人とね』って言ったんだよ」