有名女優 元夫ジョニー・デップへの12億円の賠償金支払いを巡り保険会社を提訴
女優のアンバー・ハード(36)が、名誉毀損訴訟による俳優の元夫ジョニー・デップ(59)への損害賠償金830万ドル(約12億円)の支払いを保険会社に求めている。アンバーは、保険会社ニューヨーク・マリン・アンド・ジェネラル・インシュアランスが、同裁判の判決に対し、保険金の支払いを拒否したことから同社を反訴したかたちだ。同社は、保険金を支払う義務がないことに対する裁判所の承認を求め、すでにアンバーを提訴していた。
アンバーは名誉毀損裁判へ向け、同社と最大100万ドル(約1億4000万円)の損害賠償保険を契約していたものの、裁判ではアンバーが故意に不品行したと判断されたことから、カリフォルニア州法のもと、故意による損失には保険金を支払う責任がないとしている。
TMZが入手した法廷書類によると、アンバーは、何が起ころうとも最高100万ドルの法廷費用と賠償金を支払う「無条件の契約」をしていたと主張しているという。
同裁判の判決では、アンバーはジョニーに対し1000万ドル(約14億1000万円)の補償的損害賠償と500万ドル(約7億円)の懲罰的損害賠償の支払いを命じられたものの、同州の懲罰的損害賠償の上限により35万ドル(約5000万円)に減額され、実際の支払い額は1035万ドル(約14億6000万円)となった一方、ジョニーに対する反訴ではアンバーに損害賠償200万ドル(約2億8000万円)が認められていた。
しかしその後、ジョニーはアンバーに対する損害賠償支払いに異議を唱えている。