「スター・ウォーズ」監督 人々のネガティブな思い込みに苛立ち 「最後の最後まで、完全に楽しい体験」
映画監督のライアン・ジョンソンが、「スター・ウォーズ」で嫌な経験をしたに違いないと人々が思い込んでいることに苛立ちを感じているようだ。2017年公開の映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で監督を務めたジョンソンは、それに反し、同映画製作を大いに楽しんだと明かしている。
ザ・ニューヨーカー誌にジョンソン監督はこう話した。「私がどこかでネガティブな経験をしているとか、何かトラウマになったことがあるとか、そういう人々の認識の方にイライラしてしまいますね」「でも実際には、この数年間、最後の最後まで、完全に楽しい体験でした」「そういう風に言っている人たちの言葉を読んで、『ああ、これには全く同意できない』って思いましたよ。その人たちは間違ってますね」
一方、ジョンソン監督は、「スター・ウォーズ」ファンはシリーズに関する様々なトピックについてよく議論していると指摘、自分の映画が多くの話題を呼んだことを喜んでおり、「誰もが好きなものを好きになって、嫌いなものを嫌いになっていいんです。特に『スター・ウォーズ』ファンは、自分もそうでしたが、他人の意見が間違っていると言い争うことがすべての糧になっています」「真の『スター・ウォーズ』映画を作れなかった、と思い悩んでなんかいません。むしろ『いいや、やり遂げた』と思ってます」と明かした。
2017年の公開当時はファンの間で意見が分かれ、自分の映画に対する批判に苦しんでいたというジョンソン監督は以前、「大変な過程でしたね。最初は容易ではありません。とても辛かったですよ」と話し、当初は対処するのに苦労したと語っていた。