人気シリーズ映画の“悪役” 主人公に帽子を燃やされるシーンで撮影中に頭を大やけど
俳優のジョー・ペシ(79)が、『ホーム・アローン2』(1992年)の撮影中に頭を「大やけど」していたことを明かした。ジョーは『ホーム・アローン』(90年)に引き続き、泥棒のハリー役を演じた。「本物の激しいスタント」には代役が用意されていたものの、マコーレー・カルキン演じるケビン・マカリスターに帽子を燃やされる悪戯などの撮影では、色んな怪我を負ってしまったという。
ジョーはピープル誌にこう語っている。
「この種の肉体的なユーモアで予想されるコブ、痣、全身の痛みに加えて、ハリーの帽子が燃やされるシーンでは、頭頂部に大やけどを負ったんだ」「本物の激しいスタントは、プロのスタントマンにやってもらったのでよかったよ」
一方ジョーは、同作品の撮影現場で、現在42歳のマコーレーと意図的に距離を置くことでスクリーン上の二人の関係を保ったという。
「マコーレーは本当に優しい子で、あの年でもとてもプロフェッショナルだったと記憶している」
「彼が演じるケビンと私のキャラクターであるハリーの間のダイナミックさを保つために、彼との交流を意図的に制限した」
「私たちがどんな形であれ友好的であるように映画の中で映りたくなかった」「敵対関係の整合性を保ちたかった」
またどの新作もオリジナル版の「無邪気さ」を再現することはできないと考えるジョーは、今後再び同役を演じる可能性は低いと考えている。
「絶対にないとは言い切れないが、オリジナル版の成功だけでなく、全体的な無邪気さを再現するのは難しいと思う」「今は違う時代になっている。意識や優先順位は30年で変わったんだ」