レディー・ガガの愛犬と知らずに誘拐・銃撃の強奪犯に禁錮21年
歌手レディー・ガガの愛犬を強奪した男に禁固21年の判決が言い渡された。昨年2月、ガガのドッグウォーカーを銃撃し、愛犬のフレンチブルドッグ2匹を奪ったジェームズ・ハワード・ジャクソン被告は、5日に司法取引が成立、ロサンゼルス郡刑務所に収監されることが決まった。
殺人未遂罪、強盗の共謀罪、半自動式拳銃による暴行罪などで起訴されていた被告は、殺人未遂罪を認めた一方、検察側は司法取引により強盗罪など一部の起訴を取り下げた。
ジャクソン被告は、ガガの愛犬強奪事件に関わった5人のうちの1人であり、一団はフレンチブルドッグが高価で取り引きされることから犯行に及んだものの、ガガの愛犬とは知らなかったという。
ジャクソン被告らは、昨年2月24日、同品種を探してロサンゼルスの複数地域を車で回っていたところ、サンセット・ブールバードでガガの愛犬3匹を散歩させていたライアン・フィッシャーさんを発見、殴りつけたのち、首を絞め、銃撃される姿が近くの住宅の警備カメラに映っていた。
フィッシャーさんは、肺の一部を失う重傷を負ったものの一命を取り留めた一方、事件の数日後には愛犬2匹も無事保護されていた。