英国人とゲイの人々に“カルト的な人気”を誇る歌手 新たな事業に着手
歌手のカイリー・ミノーグ(54)が自身のワインブランド「カイリー・ミノーグ・ワインズ」からオーストラリア産ワイン「ピノ・ノワール」と「シャルドネ」を発売する。
今年メルボルンに引っ越したカイリーは、同市があるヴィクトリア州のワイン市場に新作を送り込む意気込みをヘラルド・サン紙に語っている。
「ロゼのローンチは成功したから次はオーストラリアのワインをやらなきゃってなったの」「オーストラリア代表として世界を回らなきゃいけないわ」
そして最高級のピノ・ノワール産地として知られる同市のヤラ・ヴァレーは大好きな場所だそうで、「育った場所から1時間かそこらなの。今回のワインがヴィクトリア州のものなことを本当に気に入っている。誇り高い気持ち」と続けた。
今回の新作2本は「デ・ボルトリ・ヤラ・ヴァレー」のワイン製造者スティーヴ・ウェバーとリアン・デ・ボルトリ夫妻が手掛けたもので、来年にそのベールを脱ぐ予定。ちなみにカイリーの同ブランドは2020年にロゼワインと共にスタート、プロセッコ・ロゼやゼロアルコールなど幅広く手掛けている。
一方m音楽業ではカイリーは先月、1億ポンド(約170億円)に及ぶラスベガス定期公演の契約に関する話し合いをしているとザ・サン紙が伝えていた。12週に渡る定期公演に関しては、プラネット・ハリウッドとシーザーズ・パレスがオファーを出しているそうで、ある関係者は同紙にこう明かしていた。
「カイリーはアメリカ内では絶大な人気とまではいかないでしょうが、イギリス人の集客力は巨大なものです」
「特にゲイの人々にはカルト的な人気がありますし、彼らの呼び込みができることでしょう。夏にいくつかの会場をカイリーは訪れていますし、それから何回もミーティングを重ねています。カイリーにとって悩むものではありません、儲けも容易いでしょうし、ツアーでもありません。この企画に関係する全員が楽しみにしていますよ」