アンジェリーナ・ジョリー UNHCR特使を退任 今後は「より直接影響を受けている団体と活動」
女優のアンジェリーナ・ジョリー(47)が国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)特使を退任した。20年以上に渡り同特使を務めてきたアンジェリーナは、紛争に「直接影響を受けている」人々に焦点を当てて活動するために退任を決めたという。
「国連難民高等弁務官事務所の仕事を今日退任します。国連が行う多くのこと、特に緊急支援による人命救助を信じています。UNHCRは、人々の生活に日々違いを作る素晴らしい人々で一杯です。難民は私が世界で最も尊敬する人々であり、彼らとの活動に生涯を捧げるつもりです。今後は、彼らに最大の声を与える、紛争から最も直接影響を受けている人々による団体と共に活動してゆきます」とアンジェリーナは声明を通じて話している。
また元夫ブラッド・ピットとの間に6人の子供がいるアンジェリーナは、長年にわたり国連が与えてくれた機会に感謝するとして「世界中で人命を救う活動を行っている多くの優秀で献身的なUNHCRの職員やほかの同僚と働くこと、そして特使という役目といった特権や機会に感謝しています。今後も長い間、難民や故郷を追われた人々の支援のために、出来る限り全てのことを引き続き行ってゆくつもりです。国連組織内で20年以上にわたり活動した後、難民や地元団体とより近い形で関わるといった別のやり方で、彼らの解決へ向けた主張を支援する時が来たと感じています」と続けている。