世界的大ヒットしたクリスマスの定番曲 スポティファイの1日の最多再生回数を記録

 マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」が、スポティファイの1日の最多再生回数を記録した。1994年の同大ヒット曲は24時間でなんと2127万3000回ストリーミングされ、2021年に1日で1974万7000回再生されたアデルの「イージー・オン・ミー」の記録を塗り替えた。

 マライアは以前、「恋人たちのクリスマス」を「子供の頃にカシオのキーボードで作曲した」と明かしていたが、同曲を共同作曲、共同プロデュースしたウォルター・アファナシェフはその発言の真偽に疑問を示しており、ポッドキャスト番組「ホット・テイクス・アンド・ディープ・ダイブズ」の中でこう語っている。「僕たちは『恋人たちのクリスマス』をどうやって書いたかってことについては意見が同じで、おそらく10年前くらいまでは別の話はなかった」「でも、マライアが『ああ、あの曲は私が小さい頃に書いたのよ!』みたいなことを言い始めたんだ。なぜ12年、13年、15年前に言わなかったんだ?だから、それは彼女の中での作り話だよ」「彼女は何も演奏しないし、キーボードもピアノも弾かない。音楽を理解していないし、コードチェンジや音楽理論も知らない」「マイナー7thからメジャー7thに移行するときのディミニッシュコードとかも知らないんだよ」「だから、彼女が幼い頃にカシオのキーボードを弾きながら、とても複雑なコード構造の曲を作曲したと言うのはちょっと嘘っぽい」

 セリーヌ・ディオンの「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」のプロデュースで1999年のグラミー賞受賞歴のあるウォルターは、マライアと共に当時発売予定のアルバム「メリー・クリスマス」用のオリジナル曲3曲に取り組んでいた際に、同楽曲を一緒に作曲。マライアが主にメロディーと歌詞を担当し、自分は音楽やコードを担当したとしている。

 一方、マライアは2017年ビルボード誌に「子供の頃にカシオのキーボードで作った、この曲を誇りに思う」と話し、2019年にはコスモポリタン誌に「小さなツリーを飾り、『素晴らしき哉、人生』をかけてムードに浸っていたの」「そして、この小さな部屋にキーボードを持ってきて、クリスマスのシーズンに自分をハッピーにしてくれるメロディーとかを考えていて、それをラブソングにしようとしたの」と話している。

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