ウィリアム皇太子、弟ヘンリー王子の回顧録には語らず
ウィリアム皇太子が弟ヘンリー王子の回顧録『スペア』を読んだかどうかについての回答を避けた。皇太子は12日、ロイヤルファミリーに関する暴露本として波紋を呼んでいる回顧録が発売されて以来初めて公務に登場したが、その話題についてはコメントしなかった。
妻のキャサリン妃と共にリバプールのオープン・ドア・チャリティを訪問した皇太子は、スカイ・ニュースのインザマン・ラシード記者から「あなたの弟さんの本を読む機会はありましたか?」という質問をされたものの、それをスルー、同記者は同じ質問を繰り返したが皇太子がそれに答えることはなかった。
ラシード記者は2021年、オプラ・ウィンフリーとのインタビューの中でヘンリー王子とメーガン妃夫妻が人種差別で王室を非難したことから「王室は人種差別的家族ですか?」と質問、皇太子は「いいえ。私達は人種差別をする家族では全くありません」と答えていた。
ヘンリー王子は、『スペア』の中で、皇太子(当時は王子)がメーガン妃のことを「難しい」「無礼」などと言ったことから喧嘩になり、皇太子から床に叩きつけられたと綴っている。
そんな皇太子は、昨年10月に開設したロイヤル・リバプール大学病院も訪れた今回の公務中、本書により弟との関係がさらに悪化しているものの「前進し続ける」意向を王室ファン達に明かしていた。