マイケル・ジャクソンの元妻 病院搬送後に脳死を宣告されていた
マイケル・ジャクソンの元妻で歌手のリサ・マリー・プレスリーは、病院搬送後に脳死を宣告されていたという。
今月12日に2度の心臓発作をおこし54歳の若さでこの世を去ったリサ・マリー、22日に行われた彼女の追悼式では何千人もの弔問客と家族が集まり敬意を表した。
その追悼式に先立って、彼女の死に関する詳細が明らかにされたかたちで、報告書によると、ロサンゼルスのカラバサスの自宅で倒れたリサ・マリーの最初の心臓停止は自宅で、2回目は病院に向かう途中だったとみられている。そして2回目の心臓発作の後、すぐに死亡が確認されたそうだ。
TMZは死因に関する新たな情報をこう伝えている。「リサ・マリー・プレスリーは入院後、2回目の心臓発作を起こしました。その絶望的な状態から、彼女の家族はすでに医師に蘇生をしないように命じていました」「木曜日に入院した後、脳死と宣告されており、医師は昏睡状態の彼女に、生命維持装置をつけました」「家族は再び心配停止した時に備えてDNR(蘇生処置拒否指示)に署名しました」
リサ・マリーの死後、多くの追悼の言葉が寄せられている。2002年から2004年まで結婚していた元夫のニコラス・ケイジ(59)は「リサは私が出会った中で最も笑いを届けてくれた人でした。いつも場を明るくしてくれました。胸が張り裂けるようです」と声明を発表した。
また1977年に他界したリサ・マリーの父親エルヴィス・プレスリーの伝記映画『エルヴィス』のバズ・ラーマン監督(51)は「この1年間、映画『エルヴィス』ファミリー全員と私は、リサ・マリーの優しい抱擁を感じることができました」「彼女の突然の衝撃的な喪失は、世界中の人々を打ちのめしました」「私は、世界中の彼女のファンが、彼女の母プリシラと素晴らしい娘たち、ライリー、フィンリー、ハーパーのために、 愛と支援の祈りを分かち合っていることと思います。私たちはあなたの温かさ、笑顔、愛を惜しむことでしょう」と故人を偲んだ。