超有名実業家 コロナワクチンの「重度」の副作用告白

 南アフリカ出身の有名実業家イーロン・マスク氏(51)がコロナワクチンのブースター接種で「重度」の副作用を患い、何日間も死にそうな思いをしたという。世界各地で施行されたロックダウンを非難していた米電気自動車大手テスラのCEOであるマスク氏は、いとこがワクチン接種後に心筋炎を発症し入院したことも明かしている。

 マスク氏は先週末、7%がコロナワクチン接種で副作用を経験したという2億6000万人のアメリカ人を対象にした調査の結果にツイッター上で言及、「私は2度目のブースター接種で重度の副作用があった。数日間死ぬかと思ったよ。後遺症がないことを願っているが、どうだろうね」「私のいとこは、若くて最高に健康だけど、心筋炎になり病院にいかなければならなかった」と綴っている。マスク氏は、ドイツ入国の条件だったことから2度目のブースター接種を受けたそうだ。

 そんなマスク氏は、ワクチンができる前にコロナに感染したものの、症状は軽い風邪のようなものだったという。「そしてジョンソン ジョンソンのワクチンを接種したが、腕が少しの間痛かったものの、副作用はなかった」「最初のmRNAブースターは大丈夫だったが、2番目のでやられたよ」とマスク氏は説明する。

 昨年ツイッターを440億ドル(約5兆7250億円)で買収したマスク氏は昨年、コロナに対する恐怖感は「馬鹿げている」としたほか、子供たちは「基本的に免疫がある」と発言していた。

 一方でアメリカ疫病予防管理センターは、ワクチン接種で頭痛や疲労感、注射をしたところが痛むといった軽度の副作用を多くの人が報告しているものの、コロナワクチンは「安全で効果があり、接種後に重度の反応が起こるのは稀」であると安全性を強調、コロナや重度の合併症から身を守るため生後6か月以上の全員がワクチンを接種するよう勧めている。

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