世界的モデルの娘 有名人の親を持ったことは特権 業界で「縁故採用は蔓延」
女優でモデルのカイア・ガーバー(21)は、有名人の親を持った特権を自分が満喫していることは否めないという。母のシンディ・クロフォード(56)に続いてモデル業界に入ったガイアは、エル誌の2月号で、コネが自分のキャリアの手助けになったとした。
その一方では逆に有名人の親のせいでスクリーンでの仕事に中々選ばれなかったことを明かした。「どんなアーティストも、誰かの子供のために自分のビジョンを犠牲にするようなことはしないわ。アートはそうやってつくられるものではない。私が興味があるのは芸術よ」っと演技の世界だけは別物だったした。
さらに昨年12月、ハリウッドにおける縁故主義の特集記事をニューヨーク・マガジンが掲載し、業界が芸能人やセレブの子供(ネポ・ベイビー)で溢れかえっていることに批判が高まったことについても語った。
「業界に縁故採用は確かに蔓延している。でももしそれが実際に人々が言うようなものであったなら、もっと沢山の有名人の子供たちが世に出ているはずよ」
「私は自分が持っている特権を否定するつもりはない。本当に素晴らしい情報やアドバイスをくれる人がいるということだけでも、とても幸運なことだと思っている」
「私の母はいつも冗談で、『もし私が電話してシャネルのキャンペーン広告と契約できるとしたら、それは私のためで、あなたのためじゃない』と言っていた。また『時間を守ること。時間をかけて人の名前を覚え、誰にでも親切にすること。もしあなたが感謝せず、そこにいることをうれしく思っていないなら、誰か別の人がそこにいることになるでしょう』とアドバイスをくれた」
「私は母を通して素晴らしい人たちに出会い、その人たちと一緒に仕事をすることができるようになった」
「他にも母が言っていたのは、『本当に疲れているとき、家に帰りたいとき、孤独を感じるときでも自分がどれだけ幸運だったかを思い出すようにしていた』ということと、『もっとメモしておけばよかった』ということ。その素晴らしい瞬間をずっと覚えていられると思っていても、ある日突然、それが何の撮影だったのか、どこで起きたのか、いつ起きたのかさえわからなくなってしまうから。だから、私はそれを書き留め、日記を書いた」
またネポ・ベイビー問題については、、自身も俳優のトニー・カーティスと女優のジャネット・リーを両親に持つ女優ジェイミー・リー・カーティス(64)は自らを「ネポ・ベイビーOG」と呼び、「現在のネポ・ベイビーに関する話題はただ単に、矮小化し、誹謗中傷しようとするもの」とし批評家たちを非難していた。
現在カイアは『エルヴィス』の主演俳優オースティン・バトラー(31)と交際中で、プライベートも順風満帆。出演するApple TV+シリーズ『ミセス・アメリカン・パイ』は近日公開予定となっている。