超有名ラッパー 薬物使用の過去6年間で7億2000万円以上を散財 現在はしらふ

 有名ラッパーのフレイヴァー・フレイヴ(63)は6年間にわたり、1日最大2600ドル(約33万8千円)を薬物に費やしていたという。パブリック・エナミーの創設メンバーのフレイヴァーは昨年10月に2年間しらふを達成、今回薬物中毒だった過去6年間で560万ドル(約7億2千万円)以上を散財していたことを明かした。

 ポッドキャスト番組『オフ・ザ・レコード・ウィズ・DJ アカデミクス』でフレイヴァーはこう語る。「1日に2400ドルから2600ドル使っていた時期があったんだ。6年間ずっとね。それくらいドラッグに費やしていた」

 またドラッグの販売にも手を出す中、自分が「最高の客」であったとし「嘘をつくつもりはない、俺はたくさん売った。でも俺が一番の客だったんだ。当時はお金もたくさんあったし、ただお金の使い方を間違えていただけなんだ」と続けた。

 ドラッグを断つのは地獄のように大変だったと話すフレイヴァー、2020年から現在までしらふを継続中だという。「神は俺に生きていて欲しかったんだと感じる。そして、俺が世間への代弁者だと神は知っている」「そうすれば、自分が犯した過ちについて人々に教えることができる。願わくば、彼らが同じ過ちを犯さないように」「ドラッグは簡単に手に入るが、やめるのは至難の業だ」「昔、ドラッグを売る話をよくした。誰が一番ドラッグを売って儲けるかという話。ハスラーたちの競争だったんだ」「今の音楽は、ドラッグをやっていることを話している。音楽が大きく変わったんだ。若い子たちに間違った考えを与えている」

 フレイヴァーは2021年12月、大雨のために巨石が崖側から落下し車に落下したものの死を逃れたことについても、誰かが上から見下ろしていたとし、「神はいい人だ」「死にかけたが、生きていることに本気で感謝している」と語っていた。

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