『シャザム』のザッカリー・リーヴァイ 遭難実話を描いたサバイバルスリラー主演へ
俳優のザッカリー・リーヴァイがサバイバルスリラー新作『ノット・ウィズアウト・ホープ』に主演する。『シャザム!~神々の怒り~』来月日本公開を控えるザッカリーは、2009年3月に実際に起こったボート転覆事故で唯一の生存者だったニック・シュイラーが共同執筆した同名ノンフィクション作品をもとに『炎のデス・ポリス』のジョー・カーナハンが脚本と監督を担う同新作でシュイラー役を演じる。
シュイラーは親友のウィル・ブリークリーや、NFL選手であるデトロイト・ライオンズのコーリー・スミスとワシントン・レッドスキンズのマーキス・クーパーと共に、フロリダに魚釣りに出かけたところ、大嵐に遭遇し乗っていた船が転覆。救命胴衣を着用し、船体につかまっているところを46時間後に救出されるも、同乗した3人は低体温症で命を落とした。メキシコ湾の沖合50キロでの事故だったため、沿岸警備隊により捜索されたがマーキスの遺体は発見されず、死亡認定された。4人は南フロリダ大の元チームメイトだった。
ザッカリーは「この深く感動的な作品に参加できることは本当に名誉なこと。『ノット・ウィズアウト・ホープ』は、喪失と勇気を描いた悲劇的な実話で、伝えてゆくことが大切だと思う」と意気込みを語っている。