メーガン妃に対する異母姉の訴えは「認めがたい」 名誉棄損裁判で判事が有利な発言

 メーガン妃の異母姉による名誉毀損訴訟の裁判が15日、フロリダ州で行われ、判事がメーガン妃に有利な決断を下した。サマンサ・マークルさんは、メーガン妃がオプラ・ウィンフリーとのインタビューの中で語った「悪意ある嘘」や、伝記本『自由を求めて』の中での自身に関するコメントで名誉を傷つけられたとして妃に7万5000ドル(約1000万円)の損害賠償を求めている。

 今週リモートで出廷したサマンサさんの弁護士は、メーガン妃は「立身出世」を語るため、実際は父親が学費を払っていたにも関わらず奨学金で私立学校に行ったなど様々な「嘘」をついたと主張したとデイリー・テレグラフ紙が報じている。

 また同弁護士は、メーガン妃のコメントによりサマンサさんが「世界規模で、侮辱や恥、憎悪の対象となった」と指摘、死の脅迫を受けたほか、ストーカーにも付きまとわれたと明かしたという。

 これに対し妃の弁護団は、フロリダ州法の下では、サマンサさんに関する発言は表現の自由の範囲内にあり「名誉毀損」とはみなされないとして、同件の棄却を求めている。

 一方判事は、『自由を求めて』の著者オミッド・スコビーとキャロリン・デュランドが記した言葉が、メーガン妃によるものであるとは「認め難い」と発言した。

 メーガン妃とヘンリー王子は、当初同訴訟の却下を求めていたが棄却されており、今後裁判が続行となれば、宣誓証言を行うと見られている。

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