マーベル作品に有名俳優が続々オーディション 主役射止めた人気は優は「失敗作」と複雑心境吐露
俳優のセス・ローゲンとエドワード・ノートンが2003年のスーパーヒーロー映画『デアデビル』のオーディションを受けていたという。マーベルコミックの同名作品を映画化した同作、監督のマーク・スティーヴン・ジョンソンが、配役の経緯について明かした。
ジョンソン監督がヤフー・エンターテイメントに話したところによると、セスはフォギーことフランクリン・ネルソン役に挑戦したが、ジョン・ファヴローが選ばれた一方、ノートンはベン・アフレックが演じた主人公のマット・マードック/デアデビルの話があったという。
ガイ・ピアースには会ったかと聞かれたジョンソンはこう答えている。「それは誰もが候補に挙がっていた役柄の一つだった。たくさんの人が候補に挙がっていたんだ。ガイと会ったかどうかは覚えていない。でも、エドワード・ノートンには会ったよ」「セス・ローゲンがフォギー・ネルソンの読み合わせに来たのも覚えている。彼はとても面白く、私たちは彼を気に入ったんだが、私は『おい、何歳だ?』という感じで、彼は当時21歳か22歳で弁護士になるには若すぎたんだ」
またジョンソン監督は、ベンをキャスティングした理由のひとつに、ベンが原作コミックのいくつかを執筆したケヴィン・スミスのファンだったことを挙げていた。「他の俳優たちとも何人か会ったんだ。しかし、ベンはケヴィン・スミスの影響でマーベルコミックの『デアデビル』のファンだったから、最終的に彼が選ばれた。そしてその後ベンは(DCコミックのスーパーヒーローの)バットマンになったんだ」
そんなベンは2015年、同作が失敗だったと認めており「『デアデビル』はうまくいかなかったよ。このような映画を作り、そしてそれをうまく作ることができると理解される前のことだった。赤い革の服を着せて、走り回らせて、悪者を退治して、小切手を換金するというシニカルな感覚があった」と語っている。