チャールズ国王戴冠式コンサート、大物がまたお断り エルトン・ジョンらも「他の仕事で手一杯」
ミュージシャンのハリー・スタイルズ、スパイス・ガールズ、エルトン・ジョンが、チャールズ国王の戴冠式コンサートへの出演依頼を断ったようだ。国王が正式に即位する翌日の5月7日に、ウィンザー城で大規模な音楽の祭典が開催されることになっているが、ハリーは他の仕事で「手一杯」であり、国王が最も期待しているエルトンは「フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード」ツアーでヨーロッパにいることから出演が出来ないという。
ある関係者は、ザ・サン・オン・サンデー紙のビザ-欄にこう話す。「主催者は時間と戦いながらエキサイティングなラインナップをまとめようとしていますが、一連の課題に直面しています」「エルトン・ジョンは国王の第一希望でしたが、戴冠式コンサートの日の前日にドイツで公演があり、その後すぐにまた公演する予定となっているため、イギリスへ大急ぎで来ることは無理なんです」「また、今人気のハリー・スタイルズもツアー中で、主要なバンド・メンバーが休息をとる必要があるため集まることができないのです」
また、スパイス・ガールズの面々はそれぞれの活動に忙殺されており、リハーサルには間に合わないため、提案されていたメンバー全員による再結成は見送られている。
一方テイク・ザットは、ロビー・ウィリアムスが参加する形での再結成は実現しないが、同コンサートのヘッドラインを飾る予定で、他にはカイリーとダニー・ミノーグ姉妹、ライオネル・リッチー、アンドリュー・ロイド・ウェバーも参加、オリー・マーズも現在参加を打診されている。同関係者は「オリーはステージでの存在感と巨大なファンベースを持っているので、素晴らしい追加メンバーになるでしょう」と付け加えている。
ハリー、エルトン、スパイス・ガールズの欠席のニュースの1週間前には、アデルとエド・シーランが共に他の仕事を理由に同コンサートへの出演を断ったことが明らかになっていた。