大御所歌姫 後輩人気女性歌手を痛烈批判 「偉大なシンガー」リスト29位に不満
歌手チャカ・カーン(69)がメアリー・J.ブライジ、アデル、マライア・キャリーらを批判した。ローリングストーン誌が最近発表した「史上最も偉大な200人のシンガー」のリストで自身が29位だったことが不満げなチャカが同業者たちの悪口を言ったかたちだ。
ロサンゼルス・マガジンのポッドキャスト『ジ・オリジナルズ』に出演したチャカは、かつてライバルだったメアリーが自分より上位の25位にランクインしているのを聞いて、「キチンと目は見えているのかしら。補聴器が必要ね」と憤慨、また22位にランクインしたアデルについては「私はおりる」とコメント、さらに5位のマライアに関しては、関係者がその順位を買ったとして「ワイロかなんかを渡したのかしら」と話した。
また2019年作『チャーリーズ・エンジェル』のサウンドトラックでデュエットした43位のアリアナ・グランデについて聞かれ、会ったことがないことを認め、「私の知らないうちに、誰かが私のプロジェクトに参加するなんてありえない」と怒りを示した。
そして189位のジョーン・バエズはランクインしてラッキーだとして「正直に言うと、歌えないけど、いい作家だった」と語った。
しかしながら、否定的な意見だけでなく、アレサ・フランクリンが1位になったことは「アレサは当然そうあるべきね。公正ね」としたほか、8位のビヨンセには「素晴らしいシンガーね。そうなる機会に恵まれていて。そうなるために必要なものを持っている」とさらっと賛辞を贈っていた。
今年1月に発表された同リストに関しては、意見を聞かれて初めて知ったというチャカは、「一体何のことを話しているか分からなかったから、私にとって大した意味がないのは明らか。私を数値化したり検証したりすることは出来ないから」と語っていた。