演技派の人気俳優 ついにドラキュラ役をゲット!演じる必要性を感じていた?
俳優のニコラス・ケイジ(59)は以前から、いつかはドラキュラを演じる必要性を感じていたという。新作『レンフィールド』で伝説の吸血鬼の役を演じているニコラスは、キャリアの中でいつかはこのキャラクターを演じなければならないと感じていたそうだ。
トータル・フィルム誌のインタビューで、ニコラスはこう語っている。
「ドラキュラというコンセプト自体が挑戦なんだ。とてもうまくできたものもあれば、あまりうまくできなかったものもある。クリストファー・リーやフランク・ランジェラ、ベラ・ルゴシ、ゲイリー(・オールドマン)には感服している。でも、このキャラクターに何か新鮮さを与えられるかどうかを試してみたかった。そして、いつかはやらなければならないと思っていたんだ」
同ホラーコメディ映画は、タイトルロールでドラキュラの下僕レンフィールドをニコラス・ホルトが演じ、オークワフィナが女性警察官として出演。『レゴバットマン ザ・ムービー』で知られるクリス・マッケイがメガホンを握る。
ニコラスはこの作品でドラキュラを演じるにあたり、父オーガスト・コッポラと故クリストファー・リーからインスピレーションを受けたと明かしている。
「話し方という点では、クリストファー・リーに立ち返ったんだが、それは本当に出発点にすぎなかった」
「クリストファーを知っていたんだ。『デビルクエスト』で彼と一緒に小さなシーンを演じたんだけど、彼のことがとても好きだったんだ。たくさん彼といい会話をした。僕の父親のオーガストに似ていてね。だからそれ以来、父が僕の主なインスピレーションになったようなものなんだよ」
またニコラスは『レンフィールド』ではドラキュラの表面にしか触れていないため、もう一度ドラキュラを演じたいという誘惑に駆られるだろうとして、「ドラキュラの目の中にある悲哀を見ることができる小さな瞬間がいくつかあるんだ…それで、いつかこのキャラクターの心理を本当に理解できるような映画全体に挑戦してみたいと思っているんだ。ここでは、それを掘り下げる時間がなかったんだ」と語った。
『レンフィールド』は4月14日より全米で公開予定。