有名マジシャン ラスベガス公演中に肩を脱臼 9階相当の高さから飛び降り、着地失敗
有名マジシャンのデビッド・ブレインが、ラスベガス公演中に肩を脱臼するアクシデントに見舞われた。10日に同市内にあるリゾート・ワールド・シアターでの「デビッド・ブレイン:イン・スペーズ」公演中、9階相当の高さからダンボール箱に飛び降りるパフォーマンスで着地を誤り、負傷したという。
駆け付けたスタッフが処置を試みたものの治らなかったため、ブレインが観客に医師がいないか呼びかけ、結局5人がかりで肩を戻して公演を続行するに至った。
会場はラスベスガス・レビュー・ジャーナル紙にこうコメントを発表している。「ブレイン氏は観客席にいた医師たちにステージ上で観客が見守る中、処置を受け、極度の苦痛と不快感の中、右腕を無事に戻すことに成功しました。わずかな遅延を経て、ブレインは痛みの中でもユーモアたっぷりにショーを続行しました」
ブレインはその後、インスタグラムに治療を受けている当時の写真を投稿、「ワオ、あれは痛かった」「幸運にも観客席に5人も整形外科医がいた」とキャプションを付け、着地失敗の際の動画には「ターゲットを少し誤った」と綴っている。
公演終了時には、驚いた観客席からスタンディングオベーションが起こっていた。