ベテラン俳優 アカデミー賞で涙 昨年他界した「親愛なる友人達」を偲ぶ
ジョン・トラボルタ(69)が、12日にロサンゼルスで開催されたアカデミー賞の追悼コーナー「イン・メモリアル」で涙ながらに昨年他界した「親愛なる友人達」を偲んだ。
ジョンは、『グリース』と『ベイビー・トーク』でそれぞれ共演したオリビア・ニュートン=ジョンとカースティ・アレイを含んだ同コーナーでレニー・クラヴィッツをステージに迎える際、涙をにじませかすれ声でこう語った。
「この業界は、私達が愛することをして生計を立て、そして時には愛することとなる人々とそれをするという稀な贅沢に恵まれています」「今夜は、我々のコミュニティにおける過去1年間の作品と功績を称えるものですから、人生をカメラの前や後ろでの技に捧げた亡くなった方々と称えるのに相応しいでしょう」
そして「彼らの計り知れない貢献を通して、独特で消すことの出来ない跡を残し、それを我々と分かち合い、知識を与えてくれました。彼らは我々のハートに触れ、微笑ませ、そして我々が永遠に尽くすこととなる親愛なる友人となったのです」と続けた。
レニーが『コーリング・オール・エンジェルズ』を歌う中、アンジェラ・ランズべリー、ジェームズ・カーン、ジャン=リュック・ゴダール、レイ・リオッタ、ラクエル・ウェルチ、ウォルフガング・ぺーターゼン、バート・バカラックら昨年他界した俳優、映画製作者、エンターテイナーらの画像が映し出され、最後は主催の映画芸術科学アカデミーの元会長でプロデューサーだったウォルター・ミリッシュの写真で締めくくられた。