俳優ジョナサン・メジャースが、暴行やハラスメントの容疑で逮捕された。先月公開された『アントマン　ワスプ：クアントマニア』ではカーン役を演じていたジョナサンは２５日、ニューヨークで女性１人に対し暴力を振るった容疑で警察に逮捕されたが、本人は無罪を主張している。

　ニューヨーク市警が発表した声明によると、２５日午前１１時１４分頃、緊急通報を受けてマンハッタンのチェルシー地区にあるアパートに駆け付けた警察は、３３歳男性（ジョナサン）と３０歳女性との間で家庭内の口論があったと判断、女性が暴力被害に遭ったと告げたという。その後男性は身柄を拘束され、女性は頭部と首に軽傷を負ったため地元の病院に搬送されたが、現在は安定した状態にあるという。

　一方でジョナサンの代理人は、もう釈放されていると思われるこの俳優について「何も悪いことをしていません。彼の身の潔白を証明し、これを解決することを期待しています」と話している。

　ＴＭＺによると、耳の後ろの切り傷に加え、顔面にアザなどが確認されたことから病院へ搬送されたその女性は、２４日、ブルックリンにあるバーから帰ってくる途中、タクシーの中でジョナサンが別の女性からショートメールを受け取ったことから、その携帯電話を見ようとしたところ、気分を害したジョナサンと口論になったそうだ。２人は別々に夜を過ごした後、翌朝女性が警察に通報したという。

　この件に関し、ジョナサンの弁護士はピープルにこう話している。「私達は早急に証拠を集め、地方検事に提出することで、全ての容疑が直ちに晴れることを見込んでいます」「これらの証拠には、この件が起こった車内で撮影された動画、運転手や目撃者からの証言、そして最も重要なのは、これらの訴えを撤回する女性からの２通の供述書があることです」