ヘンリー王子夫妻 チャリティー団体での勤務は週1時間だけ

 ヘンリー王子(38)とメーガン妃(41)は、チャリティ団体自身のアーチウェル・ファウンデーションでは週1時間しか働いていないそうだ。新たに公開された2021年の納税記録を入手したDailyMail.comによると、夫妻は「それぞれ財団で週1時間、年52時間ずつしか働いていない」といい、夫妻の財団が「2人の資産家」から計1300万ドル(約16億円)の寄付を受け、その中から300万ドル(約4億円)以上を様々な取り組みに助成金として出していることが明らかになっている。

 長男アーチー王子にちなんで名づけられた同財団は、309万6319ドル(約4億1000万円)の助成金を出しているが、一般からの寄付は「4500ドル(約60万円)以下」に留まっていることから、活動の大部分は「合計1300万ドルを寄付した2人の資産家に支えられている」という。

 さらに給与計16万3085ドル(約2160万円)が、CEOのジェームズ・ホルト氏を含む3人に支払われており、3人のスタッフを雇用していることが分かる一方、夫妻は給与を受け取っていない。夫妻は、同財団だけでなく、アーチウェル・プロダクションズやアーチウェル・オーディオなど、「アーチウェル」ブランドのビジネスを複数展開しているが、全体でスタッフ16人が仕事を離れたことが以前広く報道されていた。

 一方で、アーチウェル・ファウンデーションが1月に発表した報告書によると、同財団は貧困撲滅を目指す団体グローバル・シチズンと協力して世界中で1266万回のワクチン接種を提供したほか、アフガニスタンやウクライナから来た難民を助ける慈善団体も支援していた。

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