「ハリー・ポッター」シリーズに基づいたテレビドラマが制作されるようだ。イギリス人俳優ダニエル・ラドクリフが主人公の魔法使いを演じたＪ・Ｋ・ローリングの小説シリーズ映画化作品は世界中で大ヒットを収めたが、映画を手掛けたワーナー・ブラザースが今回、傘下の配信サービスＨＢＯ　Ｍａｘ向けにドラマ化に関してローリングと「話し合い」に入っているという。

　デッドラインによると、ローリングは同ドラマでプロデューサーを務めることを望んでおり、契約が成立した後、制作側は脚本家を探す見込みだ。

　交渉は現在初期段階にあると言われているが、実現すれば、全７巻ある小説「ハリー・ポッター」シリーズの１巻毎に各シーズンが制作されるという。

　昨年末、ＨＢＯ　Ｍａｘのオリジナル作品最高責任者であるサラ・オーブリー氏は、映画第１弾の公開から２０周年を記念してキャストが再集結した特別番組『ハリー・ポッター２０周年記念：リターン・トゥ・ホグワーツ』が成功を収めたことから、今後も同シリーズをもとにコンテンツを制作してゆく意向を明らかにしていた。