イーロン・マスク 愛犬が「ツイッター」のCEO? 「彼は数字に強い」
起業かイーロン・マスク(51)によると、ツイッターのCEOは自分の愛犬だという。世界第2位の富豪のイーロンは、11日にBBCとのサプライズインタビューで、ペットの柴犬フローキが、昨年末に物議を醸した末440億ドルで買収したツイッターのトップだとして「CEOは僕じゃなくて、僕の犬だよ」と冗談を言ったかたちだ。
この珍妙なコメントの前にイーロンは2月、人間の服を着たペットの写真を連続ツイート、「ツイッターの新しいCEOは素晴らしい。彼は数字に強いんだ」と発表していた。
今回のインタビューで、ツイッターのオフィスで寝ることがあると明かしたイーロン、「誰も行かない」図書室のソファを使っているという。一方昨年10月の買収後にツイッターのスタッフの約3/4が解雇されたことを擁護、すぐにコストを削減しなければ同プラットフォームは倒産していただろうと主張し、会社には「4ヶ月の命」しか残っていなかったことも明かしていた。さらに「これは思いやりがあるかないかといった状況ではない。船全体が沈んだら誰も仕事がもらえない」と付け加えている。
ツイッターの従業員数は買収前の「8000人弱」に対し、今は約1500人になったそうで、買収を巡っては「常に攻撃されていた」と振り返ったイーロン、「石のように冷たい心」を持っていない自分は傷ついたという。「常に批判や攻撃を受けていて、ツイッターを含めてノンストップで伝わってきたら、それは辛いよ」「でもネガティブなフィードバックを受けることは大切だ」
そんなイーロンは、自分のツイートへの返信をオフにせず、誰もブロックしていないことから「多くの否定的フィードバック」を見ているそうだ。