映画「インディ・ジョーンズ」最新作監督 メガホンをとることに「ためらい」があった
ジェームズ・マンゴールド監督(59)は、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を監督することに「ためらい」があったという。同フランチャイズ映画をスティーブン・スピルバーグ以外で初めて監督したマンゴールド監督だが、新作映画でメガホンをとる事に決心がつかなかったそうだ。
今月7日にロンドンで開催された「スター・ウォーズ・セレブレーション」で、マンゴールド監督はIGNにこう語った。「最初は、スティーブン(スピルバーグ)とハリソン(フォード)に対する尊敬の念から、途中から自分が介入することに躊躇があった」「でも彼らが私のところに来たとき、ストーリーがどうなるのか、まだオープンであるように感じたんだ。それで、1年間バターワース兄弟、ジェズとジョン=ヘンリー(バターワース)と一緒に、この映画のストーリーをどうするかということに取り組む機会を得たんだ」
またマンゴールド監督は、「インディ・ジョーンズ」シリーズを続けるという理由だけでもう一本撮りたいとは思っていないことを強調、「ある意味、続編の危険性は、ただお金を稼ぐために存在するのか、それとも何か言いたいことがあるのかということだ。それが、私にとっての率直な疑問なんだ。お金は素晴らしいが、その名前で儲けるためだけに存在するものを作るという創造的な行為には、あまり興味がない」とし、「私の伝説的なコラボレーションを通して、全く新たな、そして最後のインディ・ジョーンズの冒険を皆さんと共有することに非常に興奮しています!」と続けた。
プレスリリースで同作は、「愛すべきフランチャイズの待望の最終作」と説明されており、「インディ・ジョーンズ」シリーズは、第5弾の本作が最終章となる。
同作は6月30日に全世界同時公開予定だ。