92歳のクリント・イーストウッド、次回が最後の監督作品か!?前作は評価分かれる
俳優のクリント・イーストウッド(92)が次のプロジェクトを法廷映画に決定したと報じられた。
次回作が最後の監督作品になると伝えられたイーストウッドの最新作は、ジョナサン・エイブラムス原作の『ジューラー・ナンバー2』とみられており、罪を犯した陪審員役にニコラス・ホルト、主任検察官役にトニ・コレットが決定、出演を正式にオファーしたとハリウッド・リポーター誌が伝えた。イーストウッドは昨年からこの役のキャスティングを試みていたといい、まだゴーサインが出ていないものの、6月の製作開始を予定しているという。
同作は、陪審員の一人が交通事故による被害者の死に対して自身の関与を疑い始め、裁判に巻き込まれていき、陪審員が正義のために自首するのか、それとも自分の立場を利用して裁判を揺さぶるのかという葛藤を中心に展開するストーリーとなっている。
イーストウッドの最後の監督作品は2021年の『クライ・マッチョ』での評価はまちまちであったが、今回イ-ストウッドは「高みを目指し、夕日に向かって走るような、最後のプロジェクトを見つけたい」と話しているといい、本作がイーストウッドにとって最後の映画になるかもしれないと同誌は伝えている。
イーストウッドは監督として1993年、映画『許されざる者』で監督賞と作品賞の2部門でアカデミー賞を受賞、2005年には、『ミリオンダラー・ベイビー』でも同賞2部門を再度受賞している。