メーガン妃 人種差別的発言した王室メンバーの名前をチャールズ国王に伝えていた
メーガン妃は、人種差別的発言をしたとされる主要王室メンバーの名前をチャールズ国王に手紙で伝えていたという。オプラ・ウィンフリーによる2021年のインタビューの中で、ヘンリー王子とメーガン妃は、当時妃のお腹の中にいたアーチー王子の肌の色を懸念する声が王室内であったことを明かしていたが、その後ヘンリー王子の父チャールズ国王(当時は皇太子)に宛てた手紙の中で、その人物の名前を明かし、英王室内に「無意識の偏見」があると指摘していたとデイリー・テレグラフ紙が報じている。
オプラによるインタビューの後に受け取ったチャールズ国王からの手紙に返信するかたちで送られたというその手紙でメーガン妃は、アーチー王子の肌の色に関するコメントは悪意を持ったものではないと信じていると綴っていたそうだ。
また同紙は、メーガン妃が戴冠式に出席しない理由の1つに、その手紙に対する国王の返事に満足していないことがあるとしていたが、これに対し代理人は「サセックス公爵夫人は今を生きています。4年前の会話に関連した2年前の書簡のことなど考えていません」「それに反するいかなる意見も誤りであり、率直に申し上げて、馬鹿げたものです。タブロイド紙や王室担当記者たちは、自分たちで作り上げているだけの不毛な騒ぎを止めるべきです」とコメントを出した。
一方でヘンリー王子は今年、回顧録『スペア』のプロモーション中に、イギリスのテレビ番組でアーチー王子の肌の色についての会話は人種差別だと思うかと質問された際には「そうは思いません。あの家族と一緒に暮らしましたから」「人種差別と無意識の偏見、この2つは異なるものです」と答えていた。