すい臓がんと闘っていた女優が死去、享年79歳
女優アイリーン・サキが死去した。79歳だった。1976年から1981年まで医療ドラマ「マッシュ」シリーズの8つのエピソードでバーのオーナーのロージー役を演じていたアイリーンは、すい臓がんとの闘いの末にこの世を去った。アイリーンの代理人は、今年1月に同病気と診断された後、ロサンゼルスで今月1日(月)に他界したことをハリウッド・リポーターに語った。
同ドラマの共演者ジェフ・マックスウェルはフェイスブックにこう綴っている。「夫のボブに代わって、アイリーンの最期を安らぎと励ましと愛で満たしてくれた何百人もの『マッシュ』ファンに心からの感謝を捧げます」「彼女はすべてのメールを読み、できる限り多くのメールに返信していました」「今日一日、アイリーン・サキとの思い出を共有するつもりです。皆さんもぜひ、同じように共有してください」「私たちはあなたをどんなに愛しているか。どんなに寂しくなることか」
アイリーンはこのほか、コメディドラマ『グッドタイムス』、ミステリードラマ『WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!』、特撮コメディドラマ『UFO時代のときめき飛行 アメリカン・ヒーロー』、1979年のSFパニック映画『メテオ』、1981年のメル・ブルックス監督のパロディ映画『メル・ブルックス/珍説世界史PARTI』、1984年のロン・ハワード監督の『スプラッシュ』などに出演した。
近年では、アメリカのウーバーイーツのCMに出演、NFLロサンゼルス・ラムズのアーロン・ドナルド選手に道路を渡るのを助けてもらうというシーンで登場していた。
4歳の頃には自分がパフォーマーになることを分かっていたというアイリーン、「他の誰かになって、明るく愉快な人生をおくりたい」と思っていたと生前に明かした。