チャールズ国王が戴冠 参列者から「国王万歳」と祝福の声 イギリス各地では祝砲

 イギリスのチャールズ国王の戴冠式が6日、ロンドンのウェストミンスター寺院で行われた。誓いの儀式のあと、カンタベリー大主教によってチャールズ国王に聖エドワードの王冠が授けられると、ウェストミンスター寺院の鐘とファンファーレが鳴り渡り、参列者からは「国王万歳」と祝福の声が上がった。

 式では、チャールズ国王の長男であるウィリアム皇太子が国王の前でひざまずき、忠誠を誓ったほか、妻カミラ王妃にもメアリー王妃が着用していた王冠が授けられた。

 一方でウィリアム皇太子の長男で国王の孫にあたるジョージ王子は、9歳にして国王のローブのトレインを運ぶ「ページ・オブ・オナー」という重要な役割を務めた。

 この歴史的瞬間に合わせ、イギリス各地では祝砲が打ち上げられたほか、バッキンガム宮殿からウェストミンスター寺院に向かう沿道やパブリックビューイングの場に集まった観衆からも歓声が上がった。

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