アカデミー賞俳優 映画界のプレッシャーから小説を執筆した!? 今月2冊目の小説出版

 トム・ハンクス(66)は、映画製作の「終わりのないプレッシャー」から逃れるために、小説を書くことを決意したという。2度のアカデミー賞受賞歴を持つトムは、ハリウッドでのキャリアからインスピレーションを得た本『ザ・メイキング・オブ・アナザー・メジャー・モーション・ピクチャー・マスターピース』を今月出版したところだ。

 今回の小説発表にトムは興奮を覚えているそうで、常に何らかの形で執筆していたとBBCに語っている。「映画の合間に書いたり、飛行機の中で書いたり、家で書いたり、休暇中に書いたり、ホテルの部屋で書いたり、長い週末に書いたり、仕事をしてない時、あらゆる所で書いたんだ」

 また映画界で大きな成功を収めたものの、それは簡単なことではなく、常に強い自己鍛錬の意識を持ち続けてきたとし、「映画の撮影現場では、誰もが毎日ベストな状態でいられるわけではない。人生がいろいろな意味で崩壊している時に、プロフェッショナルであろうとする厳しい日々があった。その日の私に求められていたのは、面白く、魅力的で、愛情深い人だったが、全く逆の人間の様にその時の自分は感じていたよ」と続けた。

 トムは2017年に短編小説集『変わったタイプ』を出版しており、今回の小説は2冊目の著書となる。

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