新キャスト続々発表の「グラディエーター」続編 人気俳優がスケジュールの都合で降板

 バリー・コーガンが「グラディエーター」続編から降板した。「イニシェリン島の精霊」でアカデミー賞にノミネートされたバリーは、リドリー・スコット監督による待望の続編で皇帝ゲタ役を演じる予定だったものの、スケジュールが調整できず、現在「ホワイトロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」のフレッド・ヘッキンジャーが後任として交渉に入っているという。

 一方、デッドラインによると「ムーンナイト」のメイ・キャラマウィ、「6アンダーグラウンド」のリオル・ラズ、「リトル・ブリテン」のマット・ルーカスといった新キャスティングが続々と発表されているそうで、このほか前作でグラックス役を演じたデレク・ジャコビやルッシラ役を演じたコニー・ニールセンの続投も明らかになっている。

 主要な役の多くが俳優たちにオファーされた一方で、主人公となるマキシマスの元恋人で前作でホアキン・フェニックスが演じた悪役コモドゥスの姉ルシッラの息子ルキウス役を演じる俳優は厳しい選考段階を経て選ばれたそうで、最終的にポール・メスカルに決定していた。メイも同様のオーディションを重ねた結果、今のところ詳細は明らかになっていないものの、主要な役を手に入れたという。

 さらにデンゼル・ワシントン、ジョセフ・クインのキャスト入りが明らかになっているほか、ペドロ・パスカルは現在、出演へ向けて交渉の最終段階に入っているそうだ。

 一方でマキシマス役で前作に主演したラッセル・クロウは、来年11月に公開予定の続編では同役を続投しないことを以前明らかにしていた。

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