48歳の俳優 「17歳以下は入場禁止」ゲイ・ロマンス映画に出演へ

 48歳の俳優ホアキン・フェニックスが、NC-17指定のゲイ・ロマンス映画に出演する。監督は『エデンより彼方に』のトッド・ヘインズ、1930年代のロサンゼルスを舞台にした「ゲイのラブストーリー」になるという。

 新作『メイ・ディセンバー』でカンヌ国際映画祭に出席したヘインズ監督は、Webマガジン「インディーワイヤー」にこう語った。「次の作品は、ホアキン・フェニックスが持ってきた考えやアイデアをもとに、一緒に作り上げたオリジナル脚本です」「来年早々から撮影に入りたいと考えています」

 またヘインズ監督は、同作品でホアキンが表現の極限を求めており、同映画がアメリカで「17歳以下は入場禁止。明らかな大人のみ。子どもは入場できない」というNC-17指定につながったと説明した。映画のレイティングシステムは、先進国を中心に多くの国で規定されており、各国の映画倫理機構が審査を行っている。

 一方、『ポイズン』『ベルベット・ゴールドマイン』『キャロル』などを手掛けてきたヘインズ監督は、今後のスケジュールについて、「私にできることは、ただひたすら腰を据えて、それぞれの作品に従事していくことだけです。もっと長編の予定もあります」「ドラマのプロジェクトも計画中で、とても楽しみです。ケイト・ウィンスレットがHBOに持ち込んだ作品で、また一緒に仕事をするつもりです」と話した。

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