キャサリン妃 フラワーショーでサイン禁止のジレンマ 贋作防止理由で英王室が禁止
キャサリン妃がチェルシー・フラワーショーで、子供たちからサインを求められたものの、それに応じられない苦境に立たされた。ロンドンで開催中の同イベントに22日、サプライズゲストとして登場したキャサリン妃、英王室には贋作防止を理由にサイン禁止の決まりがあり、それに従い、子供たちのスケッチに木や花を代わりに描く姿があった。
ピープル誌によると、「自分の名前を書くことができなくて」と話していたキャサリン、3人の子供たちにそれぞれ、花、木、植物と池を書き、「私の名前はキャサリンです。サインを書くことが許可されていなくて、ルールの1つなんです」と伝えていた。
一方、チャールズ国王は皇太子時代にこのルールを破ったことがあり、コーンウォールでの洪水被害を受けた人のために、紙面に「Charles 2010」とサインした過去がある。ある男性が「厚かましいのは承知ですが、息子のトムのためにあなたのサインをお願いしてもよろしいでしょうか?サインをされるのかは存じませんが、彼にとって最高の日にしていただけますか?」と尋ねたところ、チャールズ皇太子は紙はあるかと周囲に尋ね、サインをした後、自身のおぼつかない手書きの字について謝ってもいた。
これは非常に稀な出来事であったものの、英王室のメンバーが一般の人々とセルフィーを撮る姿は珍しくないものとなってきている。