85歳女優うつ病予防に体を鍛えている!? 過去にフィットネス・ビデオで大成功 心身充実「今が一番いい感じ」

 女優で作家のジェーン・フォンダ(85)は、うつ病にならないために体を鍛えているという。一連のフィットネス・ビデオで大成功を収めたジェーンだが、体が痙攣して、家系の遺伝によりうつに陥るのを恐れていることから、「強制的に」運動を自分に課しているそうだ。

 カンヌ国際映画祭に出席した際、デイリー・テレグラフ紙のインタビューで、ジェーンはこう語った。「今、重要なのは、スローという言葉よ。私くらいの年齢になると、怪我をしないように、とてもゆっくりトレーニングする必要がある。同じことをするにも、ゆっくりするの。ウェイトを使うときは、より軽いウェイトにする」「ピンク、オレンジ、イエロー、ターコイズなど、様々な色のダンベルを持っていて、手に取るのが楽しいのよ」 「体だけでなく、脳にも良い影響を与えるから、強制的にやっているの」「長い間、散歩や運動をしていないと、気分がふさぎ込みがち。私は、うつ病の家系なの」「若いうちは体を鍛えなくても、体が許してくれる。年をとってからは、体を動かし、柔軟性を保ち、筋肉を強くしておかないと、本当に違いが出てくるのよ。車の乗り降りで、太ももや背中に力が入らず、10分もかかってしまうのは避けたいところだわ」「それに孫を抱き上げること。まだそうしたいもの。運転するときは、ハンドルを握って、肩越しに行き先を見たいものだわ」

 また、ジェーンは、80歳を過ぎても元気でいたいなら、中年期から真剣に取り組む必要があると語っている。「私は40代になってから本格的に体を鍛え始めたのだけど、始める前は自分がボロボロになっていくような気がしていたの。だから、今からでも遅くはない。ただ、やり始めればいいのよ」

 人生で最高のコンディションだと感じた時期を尋ねられ「今!今が一番いい感じなの。変かな?私は何歳なんだろう?85歳?実は今、元気よ。このところずっとね」と答えたジェーン、 昨年9月には非ホジキンリンパ腫と診断され、化学療法を受けた結果、12月にはがんが寛解したことを発表していた。

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