『パイレーツ・オブ・カリビアン』の海賊長が死去 77歳

 『パイレーツ・オブ・カリビアン』の海賊長役で知られるセルジオ・カルデロンさんが死去した。5月31日、ロサンゼルスの病院で老衰のため亡くなったという。77歳だった。

 セルジオさんのキャリアは60年に及び、1970年に母国メキシコで撮影された『秘境の果てを行く』でスクリーンデビューを果たした後ロサンゼルスに移住、40本以上のハリウッド映画に出演し、2007年の『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』では、ジョニー・デップ、キーラ・ナイトレイと共演し、伝説の海賊ビジャヌエバ船長を好演した。

 その他の出演作には『ザ・リベンジャーズ』『サンチェスの子供たち』『私が愛したグリンゴ』『ミッシング』『ミート・ザ・ペアレンツ3』、エイリアン役としてウィル・スミスと共演した1997年の『メン・イン・ブラック』など数々の映画作品に加え、1983年の米NBCの人気ドラマ『特攻野郎Aチーム』の初回エピソードにゲスト出演を果たした。

 そんなセルジオさんは最近、ロサンゼルス・タイムズ紙の取材に対し悪役に挑戦するのが好きだと明かしていた。「私はそういう悪役のキャラクターを演じるのが好きなんだ。みんなに本当に嫌われているからね」「街でどれだけ嫌われているかを言われることがある。でも自分にとっては、それが成功の証なんだ。何故ならそれは私が演じたもので人々を納得させることができたということだから」「もし彼らを泣かせたり笑わせたりできるのなら、私はいい役者なのかもしれない」

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