ヘンリー王子 ストリップクラブで裸で膝上に座ったダンサーは元恋人似報道を裁判で否定
ヘンリー王子(38)が、タブロイド紙を訴えている裁判の証言台で、過去の恋人やストリップクラブを訪れた時のことについて語った。7日にロンドンの高等法院で行われた新聞社ミラー・グループ・ニュースペーパーズ(MGN)を訴えた裁判2日目に、元恋人チェルシー・デイビー(37)に関する報道について触れたほか、電話がハッキング被害に遭ったという証拠はないものの、自身の訴えが認められないのは「不正」だと主張した。
さらに王子は、2006年4月に軍の友人達と共にストリップクラブ「スペアミント・ライノ」を訪れた際、裸で膝の上に座ったリトアニア出身ダンサーがチェルシー似だったという報道は「事実に反している」としたほか、チェルシーは王子が「自分よりも軍を愛してる」と考えていたという報道内容も否定した。
ヘンリー王子は、MGNに対する訴訟の55ページにわたる証人供述の中で、同社の記者がハッキングのほか、他人を偽りコンタクトを取るなど違法手段を使って自らに関する情報を入手し、自身を「プレイボーイ」として描写したと指摘している。
また1996年から2010年にかけて同社が掲載した記事140本は、違法手段で得た情報を含んでいたと主張、同訴訟は、その内33本を対象としている。
先月から始まった同裁判では、他にも3つの申し立てが審理され、6、7週間続く見込みとなっている。