日本で幼少期を過ごした「MIP」女優が明かす トム・クルーズがキック拒否していた

 トム・クルーズ(60)が「ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE」の1シーンで、ポム・クレメンティエフ(37)のお腹を蹴ることを拒否したそうだ。自身でスタントシーンを演じることで知られるトムだが、危険なパリス役を演じるポムが、ヴェネチアでのファイトシーンで自身の演技の助けとなるため腹部を蹴って欲しいと頼んでもトムはそれを断ったそうだ。

 ポムはエンターテイメント・ウィークリー誌にこう話している。「彼にここをキックしてって言い続けたの」「腹筋を固くしていたのよ。『やって大丈夫』(って私は言った)彼は『ノー、ノー、ノー』って。『でも私の助けにもなるから!』って言ったんだけど、彼はしなかったわ」

 監督を務めたクリストファー・マッカリーはポムが演じたキャラクターについて「(パリスは)は、このストーリーにおいて非常に支離滅裂な要素です。彼女がどれほど深くバックグラウンドにいても関係なく、常に彼女を追い、彼女が何をしでかすのか想いを巡らすのです」と説明した一方で、ポムはパリスについてこう語っている。「彼女は道のりにある全てを破壊する。反逆者で殺人者、極めてスキルがあり、すごく孤独でもある」「彼女は『ミッション:インポッシブル』シリーズの他の全ての女優とスタイル的にとても違うの」「よりパンクな一面を持っているし、何事も全く気に欠けない。それってクールだわ」

 また、パリスという名前は同映画シリーズの基となったテレビドラマ「スパイ大作戦」に登場した、ドラマ「スタートレック」のスポック役で知られるレナード・ニモイが演じたスパイのアメージング・パリスにちなんだものだそうだ。

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