79歳のデ・ニーロ 椅子に座ったまま発見された19歳孫の死に傷心 遺体のそばに白い粉

 俳優のロバート・デ・ニーロ(79)が、19歳の孫の死についてコメントを発表した。2日の午後、デ・ニーロの孫で俳優のレアンドロ・デ・ニーロ・ロドリゲスさんが、ニューヨーク市ウォール街のシプリアーニ・クラブ・レジデンスにある95万ドル(約1億3700万円)のワンベッドルームのアパートで亡くなっているのが発見され、翌日にその死は、母親で女優のドレナ・デ・ニーロさんの感情に訴えるインスタグラム投稿で確認されていた。ドレナはデ・ニーロの最初の妻ダイアン・アボットの連れ子で、1976年の結婚を機に養子縁組に、1988年に離婚した後も父子の関係は続いていた。

 そして同日、傷心のデ・ニーロが、この悲劇について沈黙を破り、悲しみを伝えつつプライバシーを訴えた。代理人を通じてデ・ニーロはこうコメントを発表している。「最愛の孫レオの死に深く心を痛めています」「皆さんからのお悔やみの言葉に大変感謝しています」「レオを悼むことができるよう、プライバシーを尊重していただきたくお願いします」

 レアドロさんは、2018年の『アリー/スター誕生』や、母ドレナが出演した2005年作『ザ・コレクション』、2018年作『キャバレー・マキシム』にも参加していた。ある警察関係者がデイリー・メール紙に語ったところによると、レアンドロさんの友人が、椅子に座ったまま亡くなっている遺体を発見、そばにあった皿には白い粉状の物質が付着していたという。報告された物質が何であったかは不明だが、警察関係筋はTMZに対し、この死は 「薬物の過剰摂取として調査されている」 と語った。同誌はさらに、「10代の少年はハウスシッターをしていたそうで、薬物と薬物関連道具の両方が遺体の近くで発見された」と付け加えている。同誌によると、レアンドロさんを見つけた友人は、数日連絡がなかったことから、安否確認をしていたという。

 同レジデンスのコンシェルジュはレアンドロさんがこのビルに住んでいることを確認し、デイリー・メール紙にこう語っている。「時々彼に会いましたが、彼はいつも『ハイ』と挨拶してくれました」「友好的で、閉じこもりがちの人でした。この記事を読むまで彼が誰だか知りませんでした」「悲劇です」

 コンシェルジュによると、レアンドロさんは1年も借りていなかったと思われる6階のアパートに1人暮らしをしていたという。

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