ブラピ F1イギリスGP開催中のサーキットを走行 新作映画撮影「めまいがしている」
俳優ブラッド・ピット(59)が、イギリスのシルバーストン・サーキットでハンドルを握った「めまいのするような」興奮を語った。アップルTVプラスによる新作映画に向けて、F1イギリスGP開催中の8日から9日にかけて同サーキットでの撮影特別許可を得ていたブラッドは、改造したF2車で観客が見守る中コースを回ったという。
撮影終了後、ブラッドはスカイスポーツ・ニュースにこう話している。「今は少しめまいがしている感じだ。ただここにいられるのが素晴らしいね。僕らはただ楽しい時間、人生最高の時を過ごしているよ。雰囲気が素晴らしいっていうのは分かっていると思うけど、このようなかたちで参加し、僕達のストーリーを語れるなんて。そして皆が本当に良くしてくれているんだ。全てのチームが僕達に扉を開けてくれたよ」
また自身のラップ(周回)については「本当に屈辱的だったね。僕のを『ホット・ラップ』と呼べるかどうかはわからない。どちらかと言えば『ウォーム・ラップ』だ。意図的ではなく、何度か芝生を回る羽目になった。でもとてもハイだった」と振り返る。
そして、映画に向けたトレーニング中に衝突して打撃を受けたことがあるかと質問されると「いや、僕のエゴだけだ」と答えていた。
『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキーが監督、史上最多7度F1ワールドチャンピオンに輝いたルイス・ハミルトンが製作で参加している同新作は、90年代に活躍したものの酷いクラッシュで引退していた元レーサー(ブラッド)が、友人(ハビエル・バルデム)の最下位にあるチームを救おうと新星レーサー(ダムソン・イドリス)をトレーニングするためにレーシング界に復帰する姿を描く。