超有名映画スター サイン入り自画像を販売 1枚につき3万円を寄付
世界最大の映画スターの一人と言われるジョニー・デップが5年間の困難な時期に心を癒すために描いたというサイン入り自画像が、売りに出されている。売り上げから1枚につき200ドル(約3万円)が、メンタルヘルス、幸福、病気予防の促進を目的とした、地域社会に根ざした非営利団体メンタル・ヘルス・アメリカに寄付されるという。
2021年に親しい友人で社会風刺画家のラルフ・ステッドマンのアトリエで、自画像『ファイブ』のアイデアを思いついたというジョニーは、「自画像を描くのは、心地よいことではない」「作品が一人でも人の心に響けば、このアートには意味がある」とプレスリリースで語り、同団体について「素晴らしい施設で、非常に意味のある目的だ。たくさんの素晴らしい活動をしている」と称賛した。
同作品は、ジョニーが2015年に務めたクリスチャン・ディオールの香水「ソヴァージュ」の広告のために、クリエイティブ・ディレクターでファッション写真家ジャン・バプティスト・モンディーノによって撮影された写真へのオマージュとなっている。
元妻アンバー・ハードとの泥沼裁判の後も同ブランドとの提携を維持しているジョニーは、「彼は素晴らしい目を持っている。ジャン・バプティスト・モンディーノとの撮影で素晴らしいのは、彼の写真や作品を見ていて、被写体の目がどこかに行ってしまってることはない。目の奥に何かが見える、モンディーノはその種の達人だ」とコメントしている。