インディーズながらカルト的人気のロックバンドの初期メン、小川で遺体で発見 死因は不明
米インディー・ロック・バンド、ザ・シンズの元ベーシスト、ニール・ラングフォードさんが死去した。50歳だった。同バンドのフロントマン、ジェイムズ・マーサー(52)は、バンドの公式インスタグラムでこう報告した。「僕の親友の一人が亡くなったことを、みんなに知らせるよ」「彼はザ・シンズを含むいくつかのバンドで僕と一緒にやっていた。僕の人生でとても重要な人物だった」「シャイな僕を説得して、ステージに立たせてくれた。彼が僕をマイクの前に立たせてくれたんだ!」
ふざけ合いをしていた幼少期の頃を思い出しながら、ジェイムズはこう続けた。「彼は、古いエル・レイ劇場の裏に忍び込んで『タダ』でビールをもらう方法を教えてくれたカトリック校の子供だった。かけがえのない人だ!ダイナソーJr.やインタビュー・マガジン、コクトー・ツインズなど、数え切れないほどたくさんのクールなものを教えてくれた人。僕は彼が大好きだった。彼には多くの借りがある。ニール・ラングフォード、君はいつも愛されていた、そしてこれからも」
WITNの報道によると、熱気球会社IBXバルーンフライトを共同経営し、気球のパイロットでもあったニールは21日、サウスカロライナ州の川、バース・クリークのプライベート・ドック近くで発見され、死亡が確認された。現時点で死因はわかっていないものの、不審死との見方はされていない。
ジェイムズとニールは、フレーク(90年代にフレーク・ミュージックに変更)というバンドで活動を開始した一方、1996年にジェイムズとドラマーのジェシー・サンドヴァルがザ・シンズを結成、1999年にニールも加入した。2001年にデビュー・スタジオ・アルバム『オー、インヴァーテッド・ワールド』をリリースしたものの、その2年後、2枚目のアルバム『シューツ・トゥ・ナロー』をリリースする前にニールは脱退している。
同バンドは、2007年のサード・アルバム『ウィンシング・ザ・ナイト・アウェイ』が大ヒットした後、5年間の活動休止を経て、2012年にアルバム 『ポート・オブ・モロウ』で復帰、2017年の アルバム『ザ・ワームズ・ハート』が最後の作品となっていた。