世界の歌姫、退院後初の公の場はビヨンセ公演 深刻な細菌感染症から復活

 世界の歌姫・マドンナ(64)が退院後、初めて公の場に姿を現した。先日には「生きていてラッキー」と話していたマドンナ、病院搬送から5週間後となった7月30日に「ルネッサンス・ワールド・ツアー」の一環でニュージャージー州イースト・ラザフォードで開催されたビヨンセのコンサートに姿を見せていた。

 同公演の模様を捉えたツイッター動画の中でビヨンセは、昨年のリミックスでマドンナがフィーチャーされていた『ブレイク・マイ・ソウル』をステージで披露する中、「クイーンに大歓声を送って。クイーン・マザー、マドンナ。私たちはあなたを愛している」とステージで話している。

 6月24日に病院に搬送され、「深刻な細菌感染症」により集中治療室に入院していたマドンナ、その後「セレブレーション・ツアー」の延期を発表していた。

 一方ビヨンセは昨年、マドンナの1990年の『ヴォーグ』をサンプリングした『ブレイク・マイ・ソウル(ザ・クイーンズ・リミックス)』をリリース、その直後にマドンナにメッセージ入りの花をプレゼント、そこに付いたメッセージにはこう書かれていた。「ありがとうクイーン。本当に感謝しています。あまりに多くの女性のために、あまりに多くのドアをあなたは開けてくれた。真の天才です。あなたの曲の中で歌わせてくれてありがとう。このリミックスを名付けてくれてありがとう!これからもずっと愛しています」

 一方マドンナはこのビヨンセからのプレゼントの写真をシェア、お互いをクイーンと称賛、感謝の気持ちを綴っていた。

 同リミックス曲でビヨンセは、『ヴォーグ』のスポークンワードの箇所を真似し、マドンナのほか、アリーヤやニーナ・シモン、妹ソランジュ・ノウルズなど音楽界で名をはせた黒人女性の名前を羅列していた。

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