グラミー賞歌手、ツアースタッフに総額78億円のボーナス!? 50人の機材運搬運転手に各1400万円
グラミー賞歌手のテイラー・スウィフトが、ツアースタッフに総額5500万ドル(約78億円)のボーナスを振舞ったという。今月ロサンゼルスを最後に「ジ・エラス・ツアー」のアメリカ編を終了し、メキシコに移動する予定のテイラー、ピープル誌によるとダンサー、舞台装置係、サウンドテクニシャン、ケータリングスタッフなど精力的に働いたツアースタッフにキャッシュを渡したそうだ。
TMZによると、同ツアーの機材運搬のためにアメリカ中を回ったトラック運転手に各10万ドル(約1400万円)のボーナスを最近支払っていたというテイラー、その数が50人に及ぶことからトラック運転手だけでも500万ドル(約7億1000万円)の大金をはたいたこととなる。
ちなみに、アメリカでの同ツアーは既に10億ドル(約1428億円)の売り上げを記録、今年4月アリゾナ州のグレンデールからスタートし、今月ロサンゼルスのイングルウッドにあるSoFiスタジアムの6公演で幕を閉じる。その後同ツアーは今月終わりにメキシコ、来年からヨーロッパ、アジア、オーストラリアを巡る予定だ。
そんなテイラーは最近、シアトル公演で、過去にあったカニエ・ウェストとの確執について笑い飛ばしていた。2017年リリースの『ディス・イズ・ホワイ・ウィ・キャント・ハヴ・ナイス・シングス』で「許すと気分が良くなるもの」という歌詞のところで、「真顔でこれを言うのは無理」と笑顔で観客席に語りかけていた。
2009年にニューヨークで開催されたMTVビデオ・ミュージック・アワードの式典で、当時19歳だったテイラーが『ユー・ビロング・ウィズ・ミー』で最優秀女性ビデオ賞を受賞した際、カニエはステージに飛び上がり、テイラーのマイクを取り上げ、「テイラーよ、受賞して本当によかったな。君に最後まで言わせてやるよ。でもビヨンセのは史上最も素晴らしいビデオの1つなんだ!史上最も素晴らしいビデオの1つなんだ!」と発言していた。その後同式典で『シングル・レディース』で最優秀ビデオ賞を受賞したビヨンセは、テイラーをステージに呼び戻して、スピーチを続ける機会を与えていた。
そんなテイラーとカニエの仲違いは収まったように見えたものの、2016年にふたたびカニエが自身の曲『フェイマス』でテイラーを「ビッチ」呼ばわりするなどして、因縁がぶり返していた。