ロバート・デ・ニーロ 19歳で死去した孫の死因は複数の違法薬物摂取だった

 俳優ロバート・デ・ニーロの孫息子レアンドロ・デ・ニーロ・ロドリゲス(享年19歳)の死因が、複数のドラッグ摂取によるものだったという。先月2日にニューヨークのアパートで遺体で発見されたレアンドロの検死結果が公表され、死亡当時、複数の違法薬物を摂取していたことが明らかになった。

 ニューヨーク市検視官がニューヨーク・ポスト紙に話したところによると、死亡当時、レアンドロの体内にはフェンタニルやケタミン、コカインを含む複数の薬物が確認されたという。

 レアンドロの死に関連して逮捕されたソフィア・ヘイリー・マークス(20)は、ヘロインより50倍強力と言われるフェンタニル(オピオイド系の鎮痛剤)が混ざったオキシドコンの偽の錠剤を売った際、その危険性について警告していたという。

 TMZが入手した警察の書類によると、レアンドロの携帯電話には、マークスからのショートメールが残っており、「本当にいるの?私はあなたを殺したくない。これは処方薬じゃないから、あなたに渡したくないだけ」とマークスはレアンドロに尋ねた後、オキシドコン3錠と抗不安薬ザナックス2錠を105ドル(約15000円)で売ることに同意、その後「これをやり過ぎないで」とメールしたと言われている。ドラッグは、7月1日の午後9時頃車で届けられ、翌午前1時50分にマークスは「大丈夫?」とメールで尋ねたものの返事はなかったという。

 捜査官は、レアンドロの遺体の横にあったテーブルの上に「コカイン1袋、微量がついたストロー、『M』と『30』と書かれた青の錠剤2錠、ザナックスとみられる長方形の錠剤7錠」を発見したそうだ。

 デ・ニーロが元妻ダイアン・アボットとの間に養女として迎えた娘でレアンドロの母親ドレナ・デ・ニーロは、インスタグラムで息子の訃報をこう伝えていた。「私の美しく愛しい天使。あなたを私のお腹の中に感じてから、言葉や説明では表現できないほどに愛してきました」「あなたは私の心の喜びであり、そのすべては私の人生においてとても純粋でリアルでした。今そばにいられたら良いのに」「あなたなしでどう生きていけば良いのかわかりませんが、頑張って生きて、あなたのママになったことで私が感じられた愛と光を広められるよう努力します。あなたはとても愛され、感謝されていました。その愛だけであなたを救うことができたらよかったのに。残念で仕方がありません、私のベイビー」

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