フォロワー330万人!14歳のラッパー少女が急死 21歳兄も死去していた 元マネ、遺族の発表の正当性に疑問符
ラッパーでインフルエンサーのリル・テイさんが14歳という若さで急逝したという。5年前にソーシャルメディアで一躍有名となったリル・テイこと本名クレア・ホープの訃報を9日、遺族が本人のインスタグラムで伝えた。
「重い心と共に、私達の愛するクレアが突然悲劇的に亡くなったという非常に辛いニュースをお伝えします」
「この耐えられない喪失と言い表せない痛みを表現する言葉はありません」
「これは全く予測していなかったことで、私達は皆ショックを受けています。彼女の兄の他界も加わり、私達は想像を絶する深い悲しみの中にあります」
「クレアは私達の心に永遠に残り、彼女を知り、愛した人々は皆、彼女の不在により置き換えることのできない喪失感を感じることでしょう」
リル・テイの死去と同時に、今回初めて明らかになった兄ジェイソンさん(21)の死に関しては、現在も調査が行われているという。
DailyMail.comがリル・テイの父親クリストファー・ホープにコメントを求めたものの、拒否されたという。
ジェイソンは以前、リル・テイと自身が父とその妻で義母にあたるヘイニーから身体的並びに精神的な虐待を受けていると主張。リル・テイのためにクラウドファンディングサイトGoFundMeで寄付を募っていた。
カナダ出身のリル・テイは、ロサンゼルスに移住した後、わずか9歳で、見知らぬ人に差別用語などの暴言を吐いたり、大金の札束と共に登場した動画などをインスタグラムに投稿。330万人以上のフォロワーを集め、オンライン上最大のスターの1人になるとも言われていた。
しかし2018年5月、論争を呼んだそれらの投稿に向けて、ジェイソンが妹を色々と指導している動画が浮上。リル・テイが兄に搾取されていると指摘された。この報道に対し、家族は、ジェイソンがリル・テイを「リブランディング」しているところだとバズフィード・ニュースに説明、新たなコンテンツを約束したほか、それまでの投稿がインスタグラムやYouTubeから削除されていた。
一方で、リル・テイの元マネージャーは、家族が発表した訃報を「慎重に検討」するよう呼び掛けている。ハリー・ツァン氏は、『エンターテイメント・トゥナイト』に声明を発表、「訃報が発表された後、遺族関係者と連絡をとりました」「現在の状況が複雑なことから、家族による声明の正当性を確認もしくは否定できない時点にあります」「この状況は慎重な検討を必要としています」と説明した。