14歳のお騒がせラッパー少女、生存を報告 アカウントの乗っ取られた?フォロワー330万人

 インフルエンサー兼ラッパーのリル・テイ(14)が、「生きている」ことを発表した。9日にインスタグラムを通じて自身と兄の死去が公表されていたリル・テイだが、翌日10日に本人がその投稿を否定した。

 自身のフィードがハッキングされていたそうで、リル・テイは傷つきトラウマになっているとTMZに語っている。「兄と私は無事で生きていることをまずはハッキリさせたいし、傷ついていて何といっていいか分からない」「トラウマになりそうな1日だった。昨日は一日中、愛する人たちから悲痛で悲しみにくれる電話が次から次へとかかってきたわ」「インスタのアカウントは第三者によって侵害され、衝撃的な誤報や噂を広めるために使われてしまった。私の法律上の名前はテイ・ティアンで、クレア・ホープじゃない」

 リル・テイと兄の死去に関する声明の投稿は、9日の朝に、本人の公式インスタグラムに投稿され、匿名の遺族とする者が綴っていた。「重い心と共に、私達の愛するクレアが突然悲劇的に亡くなったという非常に辛いニュースをお伝えします」「この耐えられない喪失と言い表せない痛みを表現する言葉はありません」「これは全く予測していなかったことで、私達は皆ショックを受けています。彼女の兄の他界も加わり、私達は想像を絶する深い悲しみの中にあります」「クレアは私達の心に永遠に残り、彼女を知り、愛した人々は皆、彼女の不在により置き換えることのできない喪失感を感じることでしょう」

 カナダ生まれのリル・テイはロサンゼルスに移り住み、9歳からインスタグラム上でフォロワーを増やし続け、卑猥な言葉をたくさん使い、悪態をついたり見知らぬ人を侮辱したりする動画などの投稿により、たちまち330万人以上のフォロワーを獲得、SNS出身の大スターとなることが期待されていた。だが2018年5月以降、ネット上での活動をしておらず、その当時、両親のアンジェラ・ティアンとクリストファー・ホープの間にあった厄介な親権争いに巻き込まれていた。

 また過去には兄ジェイソンによる演技指導があったなど、兄からの搾取が明るみに出ていたが、家族のスポークスマンは当時バズフィード・ニュースに対してジェイソンの「リブランディング」を主張、リル・テイのインスタグラムとYouTubeチャンネルの投稿を削除し今後は新しいコンテンツを約束するとしていた。

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