人気歌姫 新作は70年代サイケデリア調に ダンスアルバムの続編を制作中

 歌手デュア・リパ(27)が、ニューアルバムについて、ディスコ・ポップ調をやめ、「1970年代のサイケデリア」を取り入れた音楽となることを示唆した。

 ニューヨーク・タイムズのスタイル誌に掲載されたデュアのプロフィールには、「デュアは2020年のダンスアルバム『フューチャー・ノスタルジア』の続編のためにサウンドを刷新中であ、サイケデリック調を得意とするテーム・インパラのケヴィン・パーカーの協力を得ている」「『フィジカル』や『ハルシネイト』のようなハウスやディスコのビートというよりは、1970年代のサイケデリアに影響を受けたような新しいサウンドを展開する」と書かれているが、噂について聞かれたデュアはおどけたように「何のことかわからないわ」と答えている。

 映画『バービー』のサウンドトラックでヒット中の『ダンス・ザ・ナイト』でデュアを起用したマーク・ロンソンは、先月、デュアのニューアルバムの一部をすでに聴いていると明かしており、ヴァルチャー誌に「いくつか聴いたけど、すごいよ」と語っていた。

 またマークは同曲のミュージック・ビデオに言及、「ビデオの中でディスコ・ボールが砕け散るのはそのためだと思うよ」と、ビデオ内のある重要な瞬間がこれからの作品の大きなヒントになる可能性を示唆していた。

 昨年3月、デュアはエルトン・ジョンにニューアルバムは「50パーセント完成している」と伝えたもののその後に撤回、12月には作品が「完全に方向転換」したことをバラエティに明かしていた。「ポップであることに変わりはないけれど、サウンド的にも違うし、歌詞のテーマももっとあるわ」「もしタイトルを言ったら、すべてが理解できるはず」

 ニューアルバムのリリース日は未定となっている。

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